Though no one may notice, the world knows all that you have seen. 2021.4.29THU-5.9SUN

見えない敵と戦った2020年。
今、大切にすべきことを守りながら、また、これからの未来が明るく楽しみなものであるように。一日、一日が大切な日常になってほしいと思い、2021年、札幌と小樽の小さなお店13店舗で、現代美術作家の奈良美智さんの写真展『Though no one may notice, the world knows all that you have seen.』を開催します。

「誰も気が付かないかもしれないけど、君がずっと見てきたことを、ちゃんと知っているよ。」

写真には、その人が何を感じてシャッターを切ったのかが鏡のように映るものです。奈良さんの写真からは優しさ、温かさ、その街、その時の瞬間が伝わってきます。これまで、奈良さんの写真が北海道で紹介されることはなかったのですが、その魅力に惚れ込んだ私たちは、たくさんの方にも観てもらえたらと、写真展を企画しました。

札幌と小樽にある雑貨店、喫茶店、靴工房、美容室、お花屋さん。毎日に彩りを添えてくれるお店に、奈良さんの写真が加わるとどんな変化が起きるのか、それも楽しみの1つです。そして、奈良さんの写真が待ってるのならと、気になっていたあのお店に行ってみようと勇気が湧いてくるかもしれません。

新しい町を散歩する気持ちで、ちょっとワクワク。奈良さんがファインダー越しに見た世界を、一緒にのぞいてみましょう。

皆さまに会える日を楽しみにしています。

YOSHITOMO NARA 北海道写真展 実行委員会

開催に向けて、ポストカードセットの
販売を行います。

旅する山子
ポストカードセット

奈良美智さんが2019年9月に北海道の風景と《山子》(2019)を撮影した写真作品のポストカード12 枚セットです。奈良さんによるそれぞれの土地での思い出日記も同封しています。ポストカードセットの販売収益金はYOSHITOMO NARA 北海道写真展「Though no one may notice, the world knows all that you have seen.」を開催するための費用に使用いたします。

定価:本体2,000円+税

仕様:ポストカード12枚+思い出日記付き
サイズ:縦140mm×横140mm
パッケージサイズ:縦約142mm/横幅約140mm/厚さ約12mm

旅する山子

山子が生まれたのは北海道の白老町。廃校になった飛生小学校の教室。
もらった段ボールを山の形に切り抜いた。
そして大きな姉とすこし小さな妹を作った。
一ヶ月ほど滞在した白老を去る時、姉妹を車に乗せようとしたけれども、山子姉は車に乗せるには大きすぎた。
姉は送ることにして、僕は妹を連れて旅に出ることにした。
この絵ハガキは、山子と旅した
2019年9月7日から25日までの記録から選びました。

奈良美智

WEB SHOPや店頭での欠品について
商品は随時増刷して販売いたします
販売再開時期については
SNSでの情報をご確認ください

写真展予定会場の
下記店舗で販売いたします

営業時間などは各店舗のWEB・SNS等で
ご確認ください
転売目的で商品を購入するなどの
行為は禁止しています

プロフィール

写真:リョウイチ・カワジリ

奈良美智

1959年青森県生まれ。1987年愛知県立芸術大学修士課程修了。1988年渡独、国立デュッセルドルフ芸術アカデミー在籍修了。ケルン在住を経て2000年に帰国。1990年代半以降からヨーロッパ、アメリカ、日本、そしてアジアの各地で規模に関わらず様々な場所で展示発表を続ける。見つめ返すような印象的な絵画、日々自由に描き続けるドローイング作品のほか、木、FRP、陶、ブロンズ、そしてインスタレーションなど多様な素材や空間に生命を吹き込む様な彫刻作品を制作。また、制作の日々や旅先での出会いを収めた写真作品も発表している。

作品はニューヨーク近代美術館、ロサンジェルスカウンティー美術館、ボストン美術館、ナショナルギャラリー(ワシントンD.C.)大英博物館(ロンドン)など世界中の美術館に所蔵されている。

近年の主な個展に、「君や 僕に ちょっと似ている」横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術館を巡回(2012-2013 年)、「Life is Only One: Yoshitomo Nara」Asia Society Hong Kong Center(2015 年)、「奈良美智 for better or worse」豊田市美術館(2017 年)など。2020年以降にはロサンジェルスカウンティー美術館で大規模個展が開催される予定。